・ぶろっくくづしをjarファイルに固めてみる
爆裂ブロック崩し愛好家のみなさんこんにちわ。というか、今回は作成者さんこんにちわ。 ここでは爆裂ブロック崩しの画像リソースをJavaの圧縮ファイル(JAR) ファイルに固める方法をちょろと解説してみることにしますです。 注意:けっこういじり倒すのでこれ読んでようわからんと言うレベルのユーザーさんは無理にやらんでください。なんか問題起きても責任はとりませんし自己責任でよろしくです。 ・固めることのメリット なんか、Macでも読めるほーまっとでCDに焼こうとすると拡張子3文字制限とか、ファイル名は小文字限定とかでCG集とかにこのブロック崩しを搭載するのが不可能だったりするそうですが、jarファイルに固めてしまえば拡張子3文字ですし、ファイル名は自由。問題解決です。 まー、自分の場合は、あましえろい絵を無差別で見られるのははずかちーというのがいちばんの理由ですが。 ・下準備 jarに固めるにはJavaのSDK(SoftwareDevelopmentKit)、通称JDKが必要になるです。む、最近はJDKとか言わんのかな???JavaのSDKはSunMicrosystemsのサイトからダウンロードできるです。タダで。日本語サイトもあるのでなんとかなるです。トップページの左下の方に『Learn about』というコーナー(?)がありまして(2004/06/01現在)、そこにJavaというリンクがあるのでそっからJavaのコーナーに行けるです。 で、今回必要となるのはJava 2 Platform, Standard Edition、通称J2SEのSDKです。ダウンロードのところに日本語版J2SDKがあるのでダウンロードしてくだされ。ダウンロードしたらたぶんもう用はないです。 ・インストール てけとーにインストールしてくだされ。ダウンロードページにインストールの手順というリンクもはってあるので参考に。 ・環境設定 jarに固めるプログラムjar.exeを実行するのはたいていコマンドプロンプトで、いちいちパスを打ち込むのがめんどくさいのでjar.exeのあるパス(たいていインストールしたフォルダの下にbinというフォルダがありその中に入っている)を環境変数のパスに追加します(パスを通すという)。パス打ち込むのが苦にならんという方はここを飛ばしてもOKですが。 環境変数の設定する場所は、システムのプロパティの『詳細タブ(Win2000の場合)』にある『環境変数』というところで設定します。 ![]() 『環境変数』を開くと下のように、上側に現在ログオンしてるユーザーの環境設定、下にシステム全体の環境設定があると思うです。 ![]() ユーザーの環境変数でも、システムの環境変数でもどっちでもイイので『Path』という変数を探して、編集ボタンを押すと値を編集できます。 ![]() 変数値のいちばん後ろに(いちばん後ろでなくてもイイですが)、";インストールしたディレクトリ名\bin"を追加します。頭に;(セミコロン)を忘れないように!!各パスの区切りです。 追加したらOKボタンを押してシステムのプロパティも閉じてOKです。 ・設定できたか確認 パスが通ったか確認します。コマンドプロンプトを立ち上げて、コマンドラインにjarと打ち込んでリターンキーを押してください。下図のようにjar.exeのヘルプが出ればOKです。ダメならどっか間違えてますのでパスとかよく見てください。 ![]() ・マニフェストファイルの作成 政治家ではないですが、マニフェスト宣言が要ります。 メモ帳とかテキストエディタを使って下記のように打ち込んで、MANIFEST.MFという名前で保存します。
・固めてみる ここまで来たらもうあとは固めるだけです。 適当なフォルダを作成して、爆裂崩しに必要なファイル群と先ほど作成したマニフェストファイル、画像ファイルなどを入れます。 このフォルダに入っているファイルが全て固められるのでよけいなファイルは入れないように。htmlも不要です。 ![]() 再びコマンドプロンプトを起動し、先ほどのフォルダをカレントディレクトリにします。 ![]() そして、コマンドプロンプトに
(□はスペース) と打ち込んでリターンキーを押すと固めはじめます。 ![]() 下図のように圧縮が終了し、 ![]() 固めるファイルを入れたフォルダのひとつ上のフォルダにjarファイルができていたら完成です。できてなかったらもう一度手順を見なおしてください。 ・HTML編集 jarを固めたらそのファイルをブロック崩しのHTMLと一緒にフォルダに置きます(画像ファイルなど全部固めたらブロック崩しHTMLとjarファイルの2つでOK)。HTMLをテキストエディタなりHTMLエディタなりで開いて、APPLETタグのところを編集します(赤字部分を追加。jarファイル名は自分が作ったjarファイル名で)。
あとはいつものように各種ファイル名や難度を設定してHTMLをブラウザで表示すれば動くはずです。 これでいちおう完成です。どうですかね?できそうですかね??? |